神奈川県小田原市の小田原児童相談所に元日の夜、漫画「タイガーマスク」の主人公「伊達直人」と名乗る人物からランドセル6個が届いたというニュースが朝のテレビで放映されました。
1週間前のクリスマスにも同じ名前で、群馬県中央児童相談所に9個のランドセルが贈られていた事に触れ、「自分にも何かできるのではないかと思い送ります。タイガーマスク運動が続くとよいですね」と手紙が添えられていたそうです。
「自分にも何かできることがある!」と思える心を持つことの幸いを感じます。
遠い昔、小学1年生になったばかり私のクラスの友達の家が火事で全焼。家はもちろん、すべての必要なものをみな、失ってしまいました。
先生が言いました。「おうちにあるもので、○○ちゃんにあげられるものがあったら持ってきましょう!」
昭和30年代の物がない時代でした。有り余る中からではありません。
みな自分の分を少しずつ差し出して、友達のためにできることをしました。
ある友達はランドセルを2つ持っていました。そして、そのひとつを差し出しました。そのプレゼントをクラス中のみんなが自分のことのように喜こびました。「よかったね! よかったね!」と。
今でも覚えています。その感動を!!
「あなたにもできることがあります」 昨年の12月、私は教会のみんなと孤児院の子どもたちのために、パネル展をし、講演会を開きました。たくさんの募金と献金が与えられました。
講師のイザヤ木原牧師のメッセージの中で響いた事柄は、娘さんが新しいランドセルはいらない、お姉ちゃんのお古でいいから、カンボジアの子どもたちのためにその分を献金する!といった話でした。
その話は「礎の石」(雲の間にある虹出版)という本の第7章「私たちにできること」にも詳しく書かれています。ぜひ読んでみてください。
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