2011年6月4日土曜日

金子みすヾ


昨日、久しぶりに横浜ソゴーに用事ができ、立ち寄りついでに「金子みすヾ展」を観て来ました。
「みすヾ」というペンネームは「信濃の国」にかかる枕詞「みすず刈る」という言葉が好きでつけたそうです。
私が最初に出会った詩は「私と小鳥と鈴と」という詩です。「みんなちがってみんないい」本当にそうですよね!神さまは、私たちを祝福し「わたしの目にはあなたは高価で尊い」(イザヤ書43章4節)といってくださっています。
西條八十が、金子みすヾのことを
「イギリスの作家スティーブンソンのような子どもの生活気分を見事に表現する力がある。」と書いていましたが、次の詩を紹介します。

「こころ」
お母さまは
大人で大きいけれど
おかあさまのおこころはちひさい。
だって、お母さまはいひました。
ちひさい私でいっぱいだって。
私は子供で
ちひさいけれど
ちひさい私の
こころは大きい。
だって、大きいお母さまで、
まだいっぱいにならないで
いろいろな事をおもふから

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