2015年7月5日日曜日

花水木

わたしの好きな本の中に、奥山順子さんの「聖書の植物に思う」という本があります。





その中に、ハナミズキも描かれています。
ハナミズキは北アメリカ原産で、ミズキ科ヤマボウシ属の落葉樹です。
英語の”dogwood”の語源は、一説には中世に樹皮の煮汁が、犬の皮膚病の治療に用いられたからと言われ、又、ハナミズキの材質が非常に堅く、木製の車輪軸を作るのに使われ、英語の古語で、それを”dog”あるいは”dag”というようで”dogwood”と呼ばれるようになったという説もあるそうです。





日米親善のため桜がアメリカに贈られ、アメリカからハナミズキが贈られたことはもうみなさんご存知と思います。

聖書的根拠は何もないのですが、イエスさまがかかられた十字架は、この花水木の木で作られたと言われているようです。





その十字架を、弱り果てたイエスさまの代わりに、かつがされた北アフリカのクレアから来ていたクレア人シモンが、背負わされたのです。

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