国立新美術館へ

恩師（中学校時代の担任の先生）が

毎年「第一美術展」に油絵を出展するので

一年に一度必ず国立新美術館に出向いている。

今日も同級生7名が集まって、

先生の説明を受けながら絵の鑑賞会だ。

 

先生（左から2人目）は数日後80歳の誕生日を迎えるが、

若い！若い！

 

第86回第一美術展

私はこの美術展に出品した先生の絵を

高校を卒業し、進学のため上京してからずっと～

なんと、45年間も見続けてきている。

先生は「海の歌」というテーマで書き続けているのだ。

海と舟と女性を書き続けているが

いつの間にか絵から舟がなくなった。

舟が描かれていた頃は、その舟に数字が書き込まれていて

その数字は、先生の自宅の電話番号だった。

 

絵を見た後は

これまた同級生が経営しているレストラン

「ＦＥＵ」（乃木坂）で会食！

お店は今年で35周年を迎えるが、

私たちは毎年、ミニクラス会と称して乃木坂に集まり

先生の絵を見て,美味しいフランス料理を頂き、

昔話に花を咲かせ

贅沢なひとときを持っている。

もちろん先生は今日も、上田から出てきて、最終の新幹線で帰られた。

先生が80歳なら私たちも60歳を越えている。

でも、いつの間にか、中学時代に戻っているから

不思議なものだ！