2010年11月20日土曜日
エジプト・イスラエル派遣日記 5
今日はエルサレム新市街にあるベド・ヴァシェム(ホロコーストの犠牲者を記念する博物館)について書きます。
「長老たちよ。これを聞け。
この地に住む者もみな、耳を貸せ。このようなことがあなたがたの時代に、また、あなたがたの先祖の時代にあっただろうか。これをあなたがたの子どもたちに伝え、子どもたちはその子どもたちに、その子どもたちは後の世代に伝えよ。」(ヨエル書1章2,3節)
ホロコーストというのは、第二次世界大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺を指します。一般的には、600万人のユダヤ人が虐殺されたとされます。
「ヤド・ヴァシェム」の「ヤド」とは手、思い出、覚えている記憶という意味で、「ヴァシェム」は名前と言う意味だそうです。
600万という数字ではなく、一人ひとりを記憶にとどめておこうという意味のようです。3番目の写真は「子ども記念館」の入り口です。この中に入ると、犠牲になった子どもたちの写真が掲げられていて、一人ひとりの名前がゆっくりと読み上げられています。立ち止まって写真をじっくり見ました。一人の少女に目を留めました。今でもその子が私のまぶたに焼き付いています。
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