2017年8月28日月曜日

父の思い出 その2

小さい頃、近所の家に外国の宣教師が来て、そこで、毎週教会学校が開かれていた。
友だちは行かせてもらえなかったけれど、父は喜んでその教会学校へわたしたちを通わせてくれた。

みことばが書かれたイエスさまのぬり絵をもらって、家に帰ると、いつも、父が絵の具を薄く伸ばして、きれいにそのぬり絵を仕上げてくれた。
とてもきれいだったので、それがわたしの密かな自慢だった。
自分でクレヨンで塗ると、はみ出すし、全く上手には塗れなかったのに、父の手にかかると、それは魔法のように素敵な絵に変わっていった。






こらは、現在のぬり絵
下のほうがそのころのぬり絵に近いかな?







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