今日、鹿児島に里帰りしている教会の姉妹から、お庭の水仙の写メールが届きました。郷里の年を重ねたご両親のために、その手足になろうと彼女は出掛けて行きました。入院していたお母様が退院され、初めてのお父さまからのSOSだそうです。
私も父の介護でずいぶんと郷里へと通ったものです。その父も5年前天に帰り、母は兄の家族と暮らしています。
母のためにももっと帰ってやりたいと思うのですが…なかなか出掛けられない現実です。
「親が子の手を求めるとき」デイヴィット・マッケンナ著(いのちのことば社)という本があります。もうだいぶ前に読んだので、よく覚えていないのですが、介護する者にとって、年老いた両親を敬うということの本当の意味を考えさせられる著書です。
大事なことは、老齢の親が死に近づくに連れて、霊的感性が鋭くなっていくのを見ながら、ボケが進んでいっても、耐え難い痛みに苦しんでいても、簡単な祈りの言葉をいったり、慣親しんだ聖句を唱えたり、好きだった賛美を一緒に歌ったり…年を重ねた親の人生を簡単にあきらめないことでしょうか?
今日も、アルツハイマーの母を思う私です。
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