2012年1月8日日曜日
サバイバルごっこ? でも危険な遊び場
我が家の庭から見える景色がかわりました。
昔は雑木林になっていたところですが、木々の手入がなされないまま、荒れ地と化しました。
その内に車がはいれるように入口を整備し始めたとおもったら…
1年くらい前、その土地の持ち主が土木業者に土地を貸したことから、廃材やいろいろなものが持ち込まれるようになりました。
昨日午後、日も暮れかかってきた頃、「戦闘開始!」という声がしたので、庭に出てみると小学生が2人、その廃材の中で遊んでいるのです。
楽しそうに遊んでいたので、気にはなりつつ…わたしはまた家に入りました。
その内に大きな泣き声が聞こえてきました。
しゃがみこんで泣いている子、そして、大きい子がそのそばに立っています。
いじめだろうか? わたしはそう感じて外に出ました。
話を聞いてみると2年生と5年生の2人、いじめではなく、遊びの中で2年生の子が思うようにいかないことが起こって、泣いてその場をにげだそうとしたので、5年生の子がそれなりに2年生の子をたしなめようとし、しかし、2年生の子はそこまで及ばないという状況のようでした。
それぞれにことばをかけ、なだめ、励まし、おもちゃの拳銃なども置いてある中で、どんな遊びを展開していたのだろうと周りを見渡すと、これがなかなか、創意工夫が見られるサバイバル遊びをしていたのです。
写真を見ていただいたらわかるでしょうか?
木材をシーソーのようにおいて、並べた廃材の上を速度をつけた自転車で走り抜く。
奥の方には車庫のような基地のようなものも作っていました。
思わず感心し、我が家の娘も小さい頃は薮の中に入って秘密基地ごっこをしていたことを思い出しました。
しかし、そこは釘が打ち付けられた廃材や、こん棒、鉄パイプもあり、また、いつ廃材が崩れ落ちるかもわかりません。
とても楽しい遊び場だということはとてもよく理解できるけれど、ここは他人の土地であって、むやみに入ってはいけないこと、とても危険だということを話して聞かせました。
泣きじゃくった顔に鼻水をたらした幼子は、ジャンパーの袖口で鼻水をこすりつけて、ニコっと笑いました。
体は大きかったのですがまだ2年生なのです。
「こどもあそぶな!」と乱暴な字で書かれた立看板がいつの間にかなくなっていました。
「子ども遊ぶな!」ではなくて、大人の皆さん、危険な場所をこどもたちの前につくらないでください。
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