2012年2月25日土曜日

母の行動力?

昨日金曜日、私はいつものように教会の「預言者クラス」の学びに行きました。
母も朝起きたので、着替えて食事をし、一緒に出かけようとしたのですが、突然頭が痛いから…と布団に戻ってしまったのです。
そんな時は無理をしません。「待っていてね!」と、いつものように手紙を書き、私は出かけました。
今までは、鍵の操作も難しく、玄関のドアを開けることができなかったのです。
そして、一人で外に出ていこうとしたことなど一度もありませんでした。
前前日の22日には実家で3っのことが重なって起こり、少し複雑な心境でもあったのですが…
いつものように、主に委ね、私は出かけることにしました。

さて、1時過ぎ家に戻ると鍵が空いていて、母がいません。
バスに乗って、自分の里(長野県上田)に帰ろうとしたのだと直ぐにわかりました。
時々帰りたがるので、そんな時は送っていくフリをして家の周りを商店街に向かって散歩することにしています。
しばらく歩くと、母は「もうこんな時間になったから今日は帰るのをやめる。」と言って家に戻るのです。

警察に捜索願をだし、そのいつもの散歩コースを歩いて回りました。
集金などで歩いている人、道路工事をしている人などにも聞いてみましたがみな、見かけなかったと…。
バスに乗ったと思いました。
くだっていったら、すぐそこはバス停です。4方向に行くバスが通ります。 
3時過ぎに横浜駅西口前の交番から母を保護しているという連絡が、(捜査を依頼した県警とは違うところから)入りました。
「娘と買い物をしていて、はぐれてしまった」といったそうです。
バックの中には私の連絡先や実家の連絡先など記した名刺を入れてます。
1時間に1本しか通らないバスがちょうど来たのでしょうか? そして、終点で降りた駅前で、人の流れに沿って地下街へと進み、しばらくは歩き回ったのでしょう。
母は90歳ですが、足腰もしっかりしていて、とても90歳には見えないとよくいわれます。
腰も全く曲がっていないのですが、やはり90歳の老人です。
挙動不審な様子に気付いた警備員さんによって交番に保護されたようです。
連絡を受けた私は、友人の車で送ってもらい、急いで横浜駅まで行きました。
交番の中に入ると、そこにはニコニコ笑顔の母が居ました。
「おうちの人が迎えに来るから待っていてね!と言われた」と、母は何事もなかったかのようにそこに座っていました。
「お婆ちゃん、とうとうやっちゃったね\(^o^)/」
いつも「バスに乗れば帰れるよ!」といっている母。本当に実行しちゃったね…
人通りの激しい中、怪我もなく安全に導かれたこと感謝します。
母は昨年5月から我が家に来ています。時々びっくりするようなことが起こります。
でもいつも感謝と賛美で満たされ、守られ、通り越すことができました。主の憐れみです。
このことを通してまた、私は上よりの恵みと祝福をいただきました。感謝です。

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