2011年9月22日木曜日

運針倶楽部




最近、時々婦人が集まって我が家で刺子をしていました。
針仕事は心が穏やかになって、癒される! と、みんなが喜んでくれるので、晒しと刺子の糸を用意して、集まって布巾に刺子をしていました。
母さんも針仕事が好きでした。何か夢中になれることはいいことだと思いました。

針を動かしながら、自分の裁縫箱のことを思い出し、自分の針を探し始めました。
そして、ここがどこか?今どこにいるのかがわからなくなっていきました。
家中を歩き回り、自分の部屋を探し始めました。ベッドがない! タンスがない! どこからもいけない! 黙って私の家を壊した! なくなってしまった!
台所も壊してしまった! かまどがない! みんな私に内緒でひどいことをする!  
台風の中、止めても、止めても振り切って外に出ようとします。
外からなら自分の部屋にたどり着けるような気がするのです。
隣の家のフェンスにまでよじ登りました。
母は何をしているのかわからなくなっていました。
私もどうしてあげていいのかわからなくなりました。
ただただ、危なくないようにと思いました。
大荒れに荒れた台風でした。
娘も助けてくれました。そして、だんだんに母は疲れました。ヨタヨタしてきました。
汚れたパジャマを着替え、汚れた足を拭いてやりました。
今朝は朝方5時前に起き、また、庭から外に出て、家の周りを歩き回り、やはりまだ、自分の部屋を探していました。お母さんごめんね!
それから母さんは朝ごはんも食べず、昼ごはんも食べず、トイレにも行かず、まったく起きる気配なく熟睡しています。もう夕方になりました。
母さんの心が癒されますように!

写真は19日、信州に行ったときの窓から写した秋の風景です。
信州の空は広く! 高く! そして青いのです。
いのちの泉上田教会には、常山牧師お手製の看板が出ています。

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