5月の連休に入り、
横浜開港記念みなと祭りが行われ、
賑わっているが、
横浜開港資料館の中庭には、
空を覆うように枝を張った
タブノキ(通称たまくす)がある。
1923年の関東大震災を乗り越えて再生し、
90年を経た今年も花を咲かせ始めたという。
この「たまくす」は英国総領事館の庭木だった。
関東大震災で真っ黒に焦げたが、
焼け残った幹を植え直して育て
現在の姿になったのだそうだ。
横浜の歴史を見続けてきた「たまくす」
柔らかな新緑の芽が吹き出し、可憐な花が咲き、
夏には木陰を作り、鳥たちが実をついばむ。
市民の有志がこのたますくの種から苗を育て、
子孫を増やす運動も広がった。
いつまでも、大切に残したい、元気でいてほしい
たまくすの木です。
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